毎年10月に、堺市内各地の神社の秋祭りとして、その勇壮な姿を披露しています。
堺のだんじりの魅力は、巨大な地車を勢いよく曳行するところと「夜の曳行」です。夜間でも勢いよく地車をひくことが大きな特徴です。
特にスピードに乗った地車が直角に曲がる「やりまわし」は見どころの一つです。ひるむことなく突き進む様子は、豪快の一言に尽きます。
だんじりの曳行はすべて人力で行われます。重さ4トンもの地車を曳行するには、曳き手(ひきて)、指示役、かじ取り役などすべての人々が連携しなければなりません。
また地車のもう1つの魅力は彫刻です。1台につき数百もの彫刻が施されている地車は、「走る芸術品」とも呼ばれています。