―演者のご紹介―

大鳥地車運営委員会

(おおとり じぐるま うんえいいいんかい)
関西伝統文化フェア
さかい
堺のだんじりとは
約500年続く堺の伝統行事です。
100点近くの彫刻が施された豪華な地車(じぐるま・だんじり)を曳行(えいこう・引っ張って進むこと)し、地域の神社へ豊作や豊漁を祈願します。

毎年10月に、堺市内各地の神社の秋祭りとして、その勇壮な姿を披露しています。
堺のだんじりの魅力は、巨大な地車を勢いよく曳行するところと「夜の曳行」です。夜間でも勢いよく地車をひくことが大きな特徴です。
特にスピードに乗った地車が直角に曲がる「やりまわし」は見どころの一つです。ひるむことなく突き進む様子は、豪快の一言に尽きます。

だんじりの曳行はすべて人力で行われます。重さ4トンもの地車を曳行するには、曳き手(ひきて)、指示役、かじ取り役などすべての人々が連携しなければなりません。
また地車のもう1つの魅力は彫刻です。1台につき数百もの彫刻が施されている地車は、「走る芸術品」とも呼ばれています。

  おおとり じぐるま うんえいいいんかい
「大鳥地車運営委員会」について
大阪府堺市「大鳥区」(鳳地区)のだんじりを継承するために、平成16年に発足しました。
だんじり祭禮行事にのみ特化した委員会です。地車本体の維持管理はもとより、装飾品や鳴り物(太鼓等)、備品、消耗品、街路提灯等の管理も行い、それぞれに委員を選出し、運営しています。