初代鳥取藩主・池田光仲(いけだ・みつなか)が、1650年に鳥取の樗谿(おうちだに)に鳥取東照宮を建立し、1652年に、その祭礼の行列に麒麟児姉妹を登場させたのが始まりと考えられています。「麒麟」は、他の生き物を傷つけない太平の世の象徴とされた、中国の想像上の動物です。「麒麟獅子舞」は、人びとに幸せをもたらす芸能として、鳥取県東部から兵庫県北西部の約200の村々で受け継がれ、春と秋に行われる神社でのお祭りを中心に、ほぼ1年を通じて舞われています。
今回は但馬地域の千谷麒麟獅子舞保存会が出演します。